学科紹介

精神保健福祉士短期養成通信課程

この課程では、保健・福祉系大学で法令に定める基礎科目を履修した方や社会福祉士として登録をされている方を対象に、9か月という短い期間で、必要となる精神保健福祉士の専門科目のみを履修し、修了と同時に国家試験の受験資格が取得できます。
修了後に受験する国家試験についても、教員が丁寧に学習法などを指導し、確実な合格をめざします。

取得できる資格

精神保健福祉士(国家試験受験資格)

精神保健福祉士とは?

心の病気によって、さまざまな障害を抱える方々の保健及び福祉に関する専門的知識・技術を持つスペシャリスト、国家資格です。
障害のある方はもちろん、そのご家族にアプローチしながら日常生活や社会復帰を支援します。近年では、ストレス、虐待、いじめ、不登校などにも対応できる専門職として、精神保健福祉士の役割がますます注目されています。

入学資格

◆出願資格
下記①から④のいずれかに該当する方。

  1. 1保健・福祉系などの大学において法令に定める基礎科目を修めて卒業した方。
  2. 23年制の保健・福祉系などの短期大学等(夜間・通信課程を除く)において法令に定める基礎科目を修めて卒業し、指定施設での相談援助業務の実務経験を1年以上お持ちの方。
  3. 3保健・福祉系などの短期大学等において法令に定める基礎科目を修めて卒業し、指定施設での相談援助業務の実務経験を2年以上お持ちの方。
  4. 4社会福祉士
  • 2023年2月実施の第35回社会福祉士国家試験に合格した方も「社会福祉士登録見込」として出願が可能です。
    ※出願時には「社会福祉士登録証の写し」に代えて、(財)社会福祉振興・試験センターから郵送される「合格証書」の写しを提出してください。

年間スケジュール・カリキュラム
(2022年度)

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自宅学習(レポート) スクーリング


4月 入学ガイダンス
実習ガイダンス
実習指導スクーリング(1日)
※実習前の受講が必須です。
5月 精神疾患とその治療/精神保健福祉援助実習指導①







6月 精神保健福祉の理論と相談援助の展開
7月 精神保健福祉に関する制度とサービス 演習/講義スクーリング(3日間)
8月 精神保健福祉相談援助の基盤(専門)/
精神障害者の生活支援システム
演習/講義スクーリング(4日間)
9月 精神保健福祉援助演習(専門) 〈国家試験受験対策講座〉
10月 精神保健の課題と支援
11月 精神保健福祉援助実習指導②
12月 修了認定 実習指導スクーリング(1日)  
2月 精神保健福祉士国家試験  

のある月は、未提出・不合格のレポートを再提出できます。


履修方法

自宅学習→レポート提出

自宅でテキストを使って勉強し、
1ヵ月に1〜2科目ずつ、レポートを提出します。

  • 不合格レポートや未提出レポートについては、1年次の8月・12月・3月、2年次の8月・11月の再レポート提出期間に提出します。
  • テキストは、指定された市販のものを各自購入していただきます。
    (ガイダンス時などに販売)

◆自宅学習(レポート)の流れ

  • WEBでレポート提出や
    諸手続きができます!

    専用のWEBページにアクセスし、レポート提出や受講状況、成績の確認ができます。
    事務局のお知らせ、諸手続もオンライン上で迅速に行えます。

    ※WEB対応が難しい方は郵送でのお手続きで対応いたします。


スクーリング→修了試験

スクーリングは、教室で教員と直接
対面して授業を受けます。

  • スクーリングは7月に3日間、8月に4日間連続で行います。
  • 実習該当者の方は、4月と12月に各1日、実習指導のスクーリングを行います。
  • 各科目の最終時間に修了試験を実施します。

◆スクーリングの流れ

開講
時期
科目名 実施
日数
4月 精神保健福祉援助実習指導①★ 1日
7月・8月 精神疾患とその治療 1日
精神保健福祉の理論と相談援助の展開 2日
精神保健福祉に関する制度とサービス 1日
精神保健福祉相談援助の基盤(専門) 1日
精神障害者の生活支援システム 1日
精神保健福祉援助演習(専門) 1日
12月 精神保健福祉援助実習指導②★ 1日

※★の科目は、実習免除の方は受講不要です。

※レポートを提出していない科目についてもスクーリングは受けられます。(基本的にレポートとスクーリングの評価は別々で、最後に総合評価をいたします。)
※スクーリングを欠席した場合は、受講延長になります。
※社会状況により、オンライン授業になる場合があります。


実習(精神保健福祉援助実習)

実習は、実務経験が1年未満の方を対象に
指定の施設でおこないます。

  • 入学(4月1日)の時点で、法令に定める指定施設において1年以上の相談援助業務の経験のある方は免除されます。詳細は募集要項をご覧ください。
  • 精神科病院等の医療機関で90時間以上(概ね12日間)、地域の障害者サービス事業(精神障害者)を行う施設等で120時間以上(概ね16日間)、合計210時間以上(概ね28日間)おこなわれます(当校指定の施設で連日実施)。

◆実習の流れ

【A】:大学や専門学校等で社会福祉士指定科目の「相談援助実習」を修了している方
【B】:Aに該当しない方

※実習を受ける順番は、実習施設の受け入れ状況によって前後します。


◆実習の免除について

■実務経験がある方
入学の時点(4月1日)で、法令に定める指定施設において 1年以上の相談援助業務の経験のある方は免除になります。

■「相談援助実習」を履修している方
社会福祉士指定科目「相談援助実習」を履修している方は、60時間を上限として、医療機関以外の実習は免除になります。

◆実習地域

東京・埼玉・千葉・神奈川・群馬・静岡・山梨・愛知

※実習先の状況や時期により、希望の場所以外になることがあります。
※宿泊をともなう実習(遠方)になることもあります。


修了要件

全科目のレポート、スクーリングの合格と
実習を修了することが必要です。

学費・実習費等

◆学費

  初年度
入学金 30,000円
授業料 140,000円
実習費★1 180,000円
諸経費 8,000円
合計 358,000円

実習免除の方は、実習費は不要です。 実習一部免除者(実習の流れでAに該当される方)の実習費は、130,000円になります。
※教育訓練給付制度(一般教育訓練給付金)の支給対象は、入学金・授業料・実習費です。※授業料には、面接授業料を含みます。

テキスト(教科書)代 約27,000円

※テキスト及び副読本の教材は、入学後、実費購入となります。(ガイダンス時、書店等で購入)

詳しくは学費ページへ